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山用財布を日常的に使う。だって通勤は旅だから。

どんな財布を使っていますか? ホワイトハウスコックスの財布を使ってきたのですが、くたびれてきたため次に使うものを探していました。なんとなくレザーの二つ折りがカッチリしてて仕事でも使いやすいかなーと思っていたのですが、それなりのお値段。どうせなら長く使えるものを・・・みたいなことを考えていたら全然決められず、財布から哀愁が漂い始める始末。

最近は電子マネーやらQRコード決済を使う機会も増え、さらにポイントカードもアプリ化が進んだので、ランチは財布を持たずに出かけることがほとんど。あれ?もしかして財布の出番ってかなり減ってない?

そんな折に見かけたのがアウトドアブランドのコンパクトな財布。大体ナイロン素材を使って、L型のファスナーを備えた似たようなデザインが特徴。外ポケットがあったり、中に小銭入れがあったり、細かいディテールはそれぞれ違うのですが、値段も手ごろで一回試してみようって気になりました。

自分の中で選んだ基準はL型のファスナー、内ポケットがあること、でした。最初は外側にもポケットがあった方がいいなーと思っていたのですが、中のカードを落とすリスクにもなりうるので重視しないことにしました。

最初は店頭で見かけたMILLETのものが使い勝手良さそうだなと思ったのがきっかけ。L字のファスナーや内ポケットの条件はこのモデルを見て決めました。40Dのリップストップナイロンで非常に軽い作りも魅力。ただ少し軽すぎるというか、日常的にここにお金やカードを入れるのは少し不安、ということで他のブランドも見てみることに。2000円を切る値段など、本当に試しやすいアイテムだと思います。

次に候補に挙がったのがブリーフィング。ミリタリーが出自なのにビジネスにも使えるブランドということでオフィスや取材先でも頻繁に見かけるブランドです。赤いステッチが目を引くナイロンベルトや500Dのコーデュラナイロンのボディなど、ブリーフィングらしさはそのままに小さなサイズにパッケージした完成度の高いデザインに惹かれました。正直コレにしようと思ってから外ポケットなくてもいいかなって思い直したところがあります。値段は少し上がりますが、それでも4000円程度。レザーにこだわると小銭いれやキーケースくらいしか買えない予算です。

通勤に使っているバッグがグレゴリーだったので、財布も見てみました。リュックと共通のレザータブがついてるデザインに惹かれましたが、新ロゴに馴染めなくて保留に。これは外ポケットが付いている代わりに内ポケットの作りがマチ付きの2室になっています。カード、お札、小銭と分けたかったので少し物足りない印象ですね。

財布といえばPORTERも外せないなーと思ってCHECK。L字ファスナーの財布という括りでも同じ素材シリーズでサイズ展開が3つもあって、さすが吉田カバン!と思いました。他のブランドと近いのは真ん中のサイズですかね。すごくいいなって思ったんですが7000円はまだ出せない、ということで今回はスルー。ただ吉田カバンはファスナータブやコードにあしらったラバーコーティングなど細部まで詰められているなぁと感心しました。

https://www.beams.co.jp/item/bming/wallet/92640033394/?skucd=926400333941988&utm_source=google_pla&utm_medium=cpc&utm_campaign=bming&gclid=Cj0KCQiAhs79BRD0ARIsAC6XpaWK9iASpwnq_h1hYFx-657pMMrBIy79nPuql80x7jFjqnjGJb6m2qQaAr4aEALw_wcB

探してる途中で見つけたビームスのレーベルB:MINGが出してるモノも発色が良く、ほぼ決めかけたところで好みのカラーが欠品していたので残念ながら保留。

この財布を見るまでX-PACという素材のことを知らなかったのですが、リップストップナイロンみたいな格子柄は大好物。そういえば使っているグレゴリーもスペクトラ柄でした。どうせなら素材も新しいものを試してみたい!というわけで・・・

結局買ったのはマウンテンハードウェアのアフターシックスウォレット。ブログを始める前に買いましたが、ブログのタイトル的にドンズバですね。

ミリタリーテイストの強いゴールデンブラウンにしようか迷いましたが、中がオレンジになっているのはブラックだけらしいのでブラックにしました。

ヨドバシ.comで3000円程度の買い物をあれやこれやと考えるのも楽しいひと時でした。

リュックのポケットに長財布と山財布を入れていて、手ぶらで出かける時は山財布だけを持ち歩くと言った感じで使っています。長財布の方はカード類を入れるランチャーのような感じ。銀行のキャッシュカードや、普段行かないお店のポイントカードなど持ち歩かなくても問題ないのですが、なんとなく入れたままになっています。

山財布を使いだした当初は、ここにクレジットカードやら免許証を入れるのは安心感が足りない・・・って思いましたが、今ではすっかり慣れました。小銭が増えると如実に重たくなるのでなるべく小銭を使いたいのですが、現金の出番はかなり少なくなってきています。

X-PACは芯が入っているため適度にハリがあるので、レザーと大差なく使えています。もちろんレザーよりも軽いし、ソフトですが。

休日はジーンズのケツに突っ込むこともありますが、どんどんお尻の形にツブれていきます。それを馴染むと取るか、変形と取るかは人それぞれだと思いますが、僕は上着のポケットに入れることが多いですね。

ラバープリントのロゴも徐々に剥がれてきますが、余りそういうことを気にせずガシガシ使う方が向いていると思います。

カバンや革靴など革製品を育てながら楽しむのもオフィスカジュアルやビジカジの醍醐味だと思います。とはいえ気軽に手を出しづらいレザーから少し離れて、アウトドアブランドのトラベルウォレットを使ってみるのも楽しいですよ!

ちなみに・・・

レザー以外の財布を使う気はない!という方にはコムデギャルソンが同様の形のレザー財布を出しています。もちろん値段はそれなりですが、アウトドアブランドのものを使ってみて物足りないなって感じた方にもオススメです。

上質なレザーを使っている、はず!

店員さん曰く、真ん中のポケットではなく手前の札入れゾーンを小銭入れにする方が使いやすいそうです。へ〜、試してみます!

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中年へのカウントダウンは機械式の腕時計で刻む。

【SEIKO5】お気に入りを作れる!ブラックボーイならね!

10年以上前にゲトったG-SHOCK。俗にスピードモデルと呼ばれる5600で、ソーラーも電波も付いててまるで不満なところがない。ほぼ完璧。あえて言うのなら、現行モデルでは日付と曜日表示があるのに、僕のはどちらかしか表示できないところくらい。

他にもデータバンクなど安く見つけた時計に浮気したりもしましたが、基本的にG-SHOCK。ずっとデジタル派だったんですが、なんとなくアナログの時計を買おうかなと思っていた頃、ふと目に入った藤原ヒロシ氏が所有する黒のロレックスに興味を持ちました。ですがとてもそんなものは買えない。そこで似たようなモデルを探すことに。

余談ですがHF氏のロレックスはBAMFORD WATCH DEPARTMENTのもの。現在は受け付けていないようですが、ロレックスのカスタムを手がけていました。ケースの色はPVD加工によるもの。

MADparisなど他にもカスタムを手がける工房はあるのですが、保証を受けられなくなったりリセールが不安定になったり、リスクもあります。お金持ちの優雅な遊びって感じがしますね。

pintarestなんかをだらだらと眺めていて見つけたのがセイコーのSKX007、通称ブラックボーイと呼ばれるダイバーズウォッチをカスタムするmod(モディファイ)というカルチャー。そんなことできるんですね、全然知りませんでした。

このブラックボーイ、現在は廃盤になったため高値で取引されてますが、当時は2万円もあれば買える良心的なモデルでした。しかも機械式で200メートル防水。もちろんダイビングに使う予定はないんですが、文字盤に刻まれたオレンジの”DIVER’S 200m”というテキストが誇らしいです。

現在はサードパーティー製の黒いケースというものも存在しますが、当時はなかったため、バラして業者に塗装を頼みました。

ガスガンの改造などに使われるセラコートという塗装を選択。艶消しの美しいブラックになったと思います。ケースとベゼル、竜頭をお願いして、裏蓋はそのまま。これは単純に予算をケチったから。

←after →before 文字盤と3針はそのままです。

ベゼルインナーはヨットマスタータイプのセラミックモデル。ダブルドームの風貌からスロープするデザインになっています。ノーマルのフラットなツラよりも球面の方が時計って感じがするので好きです。平らな液晶よりも丸みを帯びたブラウン管のイメージというか。

わかりにくいですが、風貌とベゼルインサートがツライチになっています。

ベゼルはどこで買ったか覚えてませんが、サブマリーナータイプ。コインエッジなどが多く、サブマリーナーっぽいギザギザのベゼルはあまりいいのが見つからなかったのを覚えています。facebookで見つけたクアラルンプールの業者が製造しているものが良さげでしたが、ベゼルにしては高めでしたね。

サードパーティーの中でも有名なのはyobokiesDLWですが、いろんな国でパーツを製造してるファンが多く、そういうのを探すのも楽しみの一つだと思います。

ベルトはzulidiverを選びました。オメガも採用しているというNATOストラップのメーカーです。グレーのラインが入ったボンドカラー(その名の通りジェームスボンドが使っていたオメガに由来します)のほか、オールブラックやオリーブドライも購入しましたが、結局ボンドカラーばかり使っています。

公式サイトで購入しましたが、ものの一週間程度で届いた記憶が。しかも2本買うと1本プレゼントということで3本手に入りました。

いろんな国からパーツを輸入して、業者に塗装を頼んで組み立てる。一つの時計にえらく手がかかりましたが、それもいい思い出です。

完成した時は達成感がありました。ネットで見かけただけのよくわからない時計からスタートして、自分でそこにたどり着けたんだってしみじみしたのを覚えています。

カスタムすることの喜びを味わえたというと大袈裟ですが、クルマやバイクほど難しくなく、かといってお店にお任せというわけでもなく、自力でやれるというのも楽しいものです。好きなバイクとかクルマをめちゃくちゃにイジってやりてえなあ!っていう欲望を満たせたというか。

セラコートという塗装。傷つきにくいというのがメリットですが、腕時計のように毎日手首に巻いて使っているとそれなりに傷やハゲができてきます。最初はイチイチ凹んでいたんですが、今ではこれも味わいだなーと思えるようになりました。ジーンズの色落ちみたいなものですね。

現在はセイコー5というラインで国内展開しているものが後継と考えて良さそうですね。ムーブメントが変わっていて、リューズにネジ切りが付いていないため200m防水から100m防水になってますが、潜らないっていう強い気持ちで乗り切りたいです。文字盤に関してはブラックボーイの方が好みだったなーとか、別れにまつわる哀惜のようなものはあるんですけど、新しいものも受け入れていきたいです。黒いケースのモデルもあるし。

またヤフオクやメルカリでカスタムモデルを販売されている方がいますので、そちらで買うのもオススメです。組み立ては簡単とは言え、道具を揃えたり初期費用がかかりますし、失敗もつきものですから。

SEIKO5の公式サイトにてカスタムジェネレータがあるので、試してみてはいかがでしょう。色やベルトの素材程度しか変えられませんが・・・。

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今年のミディアムレイヤーはPatagoniaをセレクト

通勤電車の中は高温多湿、オフィスに着けば乾燥気味・・・。これからの季節はオフィスワーカーにとっても体温調整が必要になってきます。コートのON/OFFだけで乗りきれないシーンも増える、はず。

そんな状況を後ろ盾に躍進を果たしたのがユニクロの「ウルトラライトダウン」じゃないでしょうか?当初は馴染みのなかったミディアムレイヤーやインナーダウンという使い方が浸透するのに一役買いました。

しかもニットやウール以外の素材をオフィスに持ち込みやすくなったのも大きな前進だと思います。ということでオススメしたいのがパタゴニアのロスガトス・ベスト。今年こそオフィスでパタゴニアデビューしちゃいましょう!

昨年売り切れが続出したロスガトス・クルーもありますが、長袖のプルオーバーのためジャケットに合わせると着膨れする可能性も。また襟元がカジュアルなラウンドネックなのも気になる点です。

今年登場したベストであれば、カタチそのものはニットベストと大きく違いもなく、すっきりとしたVネックがシャープなネックラインを演出してくれます。もしシャツを着なくてもOKな職場であればこだわる必要はありません。なるべくシャツを着たいというのであれば、襟がはっきりと見えるVネックの方がきちんと感が演出できます。

個人的に愛用しているパタはR2とレトロX。比較的カジュアルもOKな職場に着て行ったこともあるのですが、スタンドカラーだと作業着のように見えてしまうんですよね。。。

またロスガトスシリーズに共通する毛足の長いハイパイルフリースもポイント。レトロXのようにフィルムや裏地がないため、軽量で通気性もGOODなんです。通勤電車の中で汗ばんでしまっても、上着を脱げば即・放熱。袖もないのでオフィスワークでパイルが潰れることもありません。

ジャケットのインナーに取り入れても違和感なく着こなせるロスガトス・ベストが最適な選択になるんじゃないでしょうか。

パタゴニアパタゴニア開発元:Patagonia無料posted withアプリーチ

残念ながら現在はどのカラーも在庫ナシ。この前、店員さんに話を伺う機会があったのですが、人気モデルはコロナの影響でアメリカからの再入荷が遅れているそうです。

アプリに登録しておけば、再入荷通知はできませんが直営店&オンラインストアの在庫が確認できます。こまめにチェックして通勤に最適なパタゴニアをゲトってください!

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