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【発売日情報】New Balance 990v1 40th anniversary

6月17日、全国のニューバランスとオンラインストアにて990シリーズの祖(990v1)の復刻が販売されます。発売が1982年、前回の復刻が2012年、それから9年たち今回の復刻となりました。やはり1300なんかに比べるとリリース間隔が広いですね。

3万6300円

今回は赤いタブが目を引く40周年アニバーサリーモデル。ところでMR992のLevi’sコラボはどうなったんですかね・・・。

今後v1に続きv2、v3、v4も順次発売されるそうです。初代の発売から40年、また来年登場するv6の発売を祝して盛大なセレブレーションが行われます。

またv2とv3に関してはグレー、ネイビー、ブラックの3色が再販版される予定だそう。

現行の990v5は買えたけど過去モデルも気になる・・・、とはいえ992や993は偽物が多くてネットで買うのは怖い、v2やv3は基本的にKITHとのコラボが中心でプレ値すぎて買えない、という層にしっかりと990シリーズを届けるぞってニューバランスの意気込みを感じますね。

v2欲しいなって思ってたんですが、steel blueもsharkもクソ高くて諦めてたので、オーセンティックモデルの再販売は嬉しい限りです。

追記

990v1はそこまで人気ないかなーと思ってましたがオンラインストアでは完売。3万6300円と結構いいお値段ですが売れちゃうモノなんですねー。

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【祝国内発売】ADIDAS チャリ用VELO SAMBA

アディダスのサンバからサイクリング用にSPD/ビンディングに対応したモデルが登場します。

1万4300円

3月ごろに海外で発売されたようですが、3ヶ月ほど遅れて国内でも販売されるみたいです。

SAMBAといえばインドアフットボールシューズとして今でも高い人気を誇るアディダスの看板モデル。過去にはNYでメッセンジャーとして活躍したことで知られるMADSAKI氏とコラボするなどストリートシーンとの関わりも密接。adidas skatebordingからスケート向けのsamba ADVも発売されました。

サンバといえばスエードのトゥガードやガムソールなどジャーマントレーナーを思わせるクラシカルなルックスもポイント。今回のvelosambaもオールドスクールな見た目はそのままにソールにクリートを備え、ビンディングペダルにも対応しています。「自転車通勤したいけどフラットペダルはちょっと・・・」なんて人も使える一足です。

またインソールにはプレートの補強を加えるほか、スリーストライプにはリフレクターを使うなど、自転車乗りを守るアップデートも施されています。

発売は6月10日からアディダスオンラインほかにて。

【余談】ビンディング付きスニーカー

ビンディング付きのスニーカーといえばNIKEのPOOBAHですね。1993年、ACGカテゴリーが産声を上げる前に発売された自転車用スニーカーです。

Nike Pooh Bah
https://www.flickr.com/photos/77646587@N00/14694238598/https://www.flickr.com/photos/77646587@N00/14694238598/

エアレイドを思わせるストラップが印象的ですね。当時は知識がなく知りませんでしたが、自転車競技で使用されるアルカンシェル(虹柄ストライプ)があしらわれてたんですね。

いずれ復刻してほしいものですが、リバデルチ復刻のエピソード(当時の足型がなく個人所有のモデルを分解したそう)を思い返すと簡単ではなさそうです。

過去にはKEENやCHROMEなどがビンディングスニーカーを出してきましたが、気づけば廃番。プレミアが付いたり争奪戦が繰り広げられるタイプのスニーカーではないのですが、後から買おうとしてもなかなか見つからない、そんなスニーカーの典型なので気になる方は早めの確保をオススメです。

追記

売り切れないだろって思ってたんですが、オンラインストアを見たらゴールデンサイズは完売・・・。見通しが甘かったです・・・。

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【後継誕生】New Balance 990v6の姿が公表される

先日KITHコラボの990v3が発売されるなど注目を集める990シリーズの最新作がリークされた模様。2022年からNew Balanceのクリエイティブディレクターに就任するテディ・サンティス(Aime Leon Dore)がinstagramにて990v6を公開したそうです。

https://www.instagram.com/p/CP0XmtGnLJa/?utm_source=ig_web_copy_link

デザイナーが自らリークしちゃうなんて時代も変わりましたね・・・。しかもチラ見せとかではなくガッツリ全身がオープンにされていますし・・・。

伝統のグレーを纏いながらもNロゴの上下がアイステイやオーバーレイに重なるデザインへとアップデートされています。327や5470でも採用されているブランドアイコンですね。

ヒールのナンバリングや前後で色分けされたミッドソールなど過去作を踏襲したデザインは健在。中でもメッシュアッパーにあしらわれた”隈取り”は990v2以降の990シリーズを象徴するディテールだと思います。

あとv2以降の990シリーズに共通するのが、第一印象が微妙ってことですかね・・・。v2はもちろん991や992あたりも今では小Nロゴも見慣れて「かっこいい!」って思いますけど、デビュー当時は「なんか野暮ったいな・・・」って思いました。

小Nに慣れた頃に現れたv3はNが妙に大きく見えて、これも「野暮ったい」。パッと見でダサい、これが990のお約束だと思っています。PUパーツが気になるv5もそのうちかっこよく見える、はず。

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【patagonia】ショートパンツの夏、バギーズの夏◎

秋冬はパタゴニアのフリースが大活躍しますが、春夏はバギーズです。こちらもフリース同様使い勝手が良く、コスパに優れたシリーズ。

バギーズといえば5インチか7インチかが問題になりがちですが、ほかにも6.5インチの「バギーズ・ライト」とかフルレングスの「バギーズ・パンツ」が存在します。ヘンプ素材を使った「バギーズ・ナチュラル」なんて新作も。

僕はフルレングスの「バギーズ・パンツ」が一番好きなんですが、残念ながら今年は廃番。ラインナップから外れてしまいました。一応ネイビーを持っているんですが、ヨレてきたのと、黒かグレーが欲しいのでヤフオクなどを巡回しているのですが、とにかく検索性が悪い。”バギーズパンツ”で検索してもショートやロングがズラっと並んでしまいます。その中からフルレングスの写真を開いてみるとバギーズじゃない別のモデル・・・なんてこともザラ。バギーズはショーツのイメージが強いせいかバギーズなのにナイロンパンツとして出てたりするので、辛抱強く探しています。

5インチと7インチも安ければ買っちゃうぞ~って感じですが、最近はそこそこいい値段ですね。ラインナップから消えた総柄やシーズナルカラーのモデルは定価以上で落札されていることもあります。

古着を買うときの注意点

まずはインナーの有無ですね。邪魔だから切ってあることもあります。あとインナーのカラーで大まかに年代がわかります。現行に近いものは黒に対して白いインナーは古め。

お尻など摩擦が多いところは毛玉ができがち

古いモデルでもディテールや機能は同じなので気にすることもないんですが、バギーズの弱点の一つに「ピリング」があります。

耐久撥水加工されたタフなナイロン生地を使っているんですが、毛玉ができちゃうんですよね。アウトドアでラフ&タフに着るなら問題ないんですが、街中でスマートに着たいぞって方は気になる点ですね。

写真でわかるショート(5inc)とロング(7inc)の違い

薄くて見づらいですがステッチが水平方向に入っています

最後に写真で5インチと7インチを見分けるポイントを。裏地にメッシュの水抜きが付いてるフロントポケットですが、裾から数センチ離れているのが7インチ。ポケットの底が裾まで達しているのが5インチです。なので7インチには裾にステッチが入ってます。実寸で判別できれば問題ありませんが、見た目でもわかると助かりますね。

上の抹茶が7インチ、下のブラックが5インチ

あとメッシュの水抜きも5インチと7インチでは幅が少し違います。この辺も比べてみないとわからない点ですが、古着屋さんなどで見かけた時は参考にしてください。

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【営業からの視線が厳しい】社内履き問題はサロモンで解決!

デスクワークをしていると足がむくんでしまうため社内ではサンダルに履き替えています。出版社にいた頃は(倉庫で寝泊りするなど)とても自由な社風だったので全く問題なかったんですが、周りにネクタイをしめた方がたくさんいるオフィスなんかでは気をつかうこともありました。

社内履きデビューはkeenのヨギー。当時はまだvibramソールを使っていた記憶があります。今ほど知名度もなくクロックスと間違われたこともありました。ほかにshantiも気になっていましたが買うことはなく。

そこからサロモンのRXモック。10年ほど前にBEAMSで購入したものですが、色が派手すぎてほぼ会社で使う機会はなく、出張や旅行に使っていました。アッパーがペタンと潰せるため持ち運びしやすいんです。

サロモンのRXシリーズは気に入って別のカラーを購入し、自宅用のサンダルにもしていました。ソールが厚手でしっかりしているのに軽いというのが理由。

板や面ではなく、高速道路や架け橋と言った建築物のようなソールなんですよ。何を言ってるかわからないと思いますが・・・。

今ではリカバリーサンダルとして展開されているみたいです。当時はそんな言葉もなかったと思います。HOKA ONEONEやOOFOSのおかげですね。

ホカオネオネやウーフォスも検討したんですが、爪先が露出するのは難易度が高いぞってことで避けました。ウーフォスのクロッグタイプも気にはなっているんですが・・・。

そんなお気に入りのサロモンRXモックにBEAMS別注カラーが発売されました。

が、迷ってる間に全サイズ完売・・・。

別注カラーはRX3.0なのですがインラインのRX5.0はまだ在庫があります。

アシンメトリーな別注カラーと無難なブラックで迷っていたらコノザマ・・・。

それと僕が昔履いていた赤いRXの色違いもあるにはあります。

https://www.beams.co.jp/item/international_gallery_beams/shoes/23310256757/?rid=921

真っ黒でかっこいいんですが1万6500円、無理っす!

ただ高いわけではなくサロモンのハイエンドライン、「S/LAB」のモノ。通常は専門店でしか扱えないらしいのですが、こう言ったモデルと出会えるのはBEAMSならではですね。

ちなみに女性向けですがコムデギャルソンのコラボモデルもあります。

こっちは2万5000円!

上記のギャルソンしかり、元ギャルソンのデザイナー、フミトガンリュウなどハイブランドとのタッグも盛んなので、今後も刺激的なコラボが楽しみです。

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【Grey Day】New Balanceのグレーは特別な色?

現在は990v3のグレーを中心に履いていますが左足のアウトソールが減り過ぎてミッドソールにまで達してしまいました。どうも左足を擦る癖があるらしくて、どのスニーカーも左足のカカトだけ擦り減ってしまいます。

ソール交換サービスを公式で展開していますが、990シリーズは残念なことに除外。ニューバランスジャパンさん、早く対応してくださいお願いします・・・。

さて993のグレーを下ろすか、2002のグレーを買うか、それとも990v4のグレーを探すか、いろいろ選択肢も多く迷っているのですが、「グレー以外は買わないの?」って言われそうです。

確かにネイビーやブラックもビジネスに使えそうだし、どうせなら違う色を買えばいいのにって自分でも思います。

実際990v4のグレーはあまり数も多くなく、ネイビーやブラックであれば手に入れやすそう。

でも食指が動くのはグレーなんですよね。

その辺をニューバランスもわかってるのか、今年から「Grey Day」というイベントを始めました。NIKEが数年前に始めた「AIR MAX DAY」みたいなもんですかね。

それに伴って各メディアでニューバランスについて語る企画もスタート個人的にはユナイテッドアローズの栗野氏の回が面白かったです。

https://www.houyhnhnm.jp/feature/468739/

先輩と言える年齢の方の話を聞いてると、スニーカーがファッションアイテムになったのも最近のことなんだなって思います。

きっかけは90年代末のエアマックスブームでしょうか。

一度ファッションアイテムと認知されると裾野が一気に広がるというと最近ではサンダルなんかがそうかなって思います。tevaやkeenといったアイテムは一昔前であれば楽だけどどこか野暮ったい、そんな印象が強かったので。

あとはサンダルで通勤できるオフィスがあればいいのですが・・・。

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【発売日情報】New Balance ML2002Rのヘリテージグレーを狙う!

ニューバランスから992の再入荷メールは来ないしLevi’sコラボの続報もないし、別のグレースニーカーを手に入れようかなって考えてます。

昨年の復刻以来、様々なカラーコラボが発売され、すっかりニューバランスの新しい顔になった2002ですが、思った以上にプレ値がついていて手が出ません。

先日、セカンドストリートで見かけた時は2万5000円over。1万6000円程度で買えるコスパの良さも2002の魅力だと思うので2万円代半ばはちょっと高過ぎですね。

991の20周年記念モデルもグレーにネイビーのNがスマートだなぁと思ったんですが、やっぱり値段が・・・。メイドインイングランドだとやっぱり3万円は超えちゃいます。

そんな時に飛び込んできたニュースがML2002Rオールグレーの発売。定価で買うチャンスですし、乗っかろうと思ったんですが・・・

1万6280円

写真を見てみるとどうも・・・違和感が・・・? オールグレーのカラーネームの通りミッドソールまで同じトーンのグレーでまとめられています。うーん、ミッドソールがホワイトの方が引き締まって見えるはず・・・。

https://www.fullress.com/2021/05/new-balance-ml2002-rc-rd/
こっちはグレーとネイビーのニュース

で、もう一つのニュースがML2002Rのグレーとネイビーの発売。

1万6280円

あれ?さっきのグレーと違ってソールが明るい気がする・・・?ミッドソールはホワイトじゃないけどオフホワイトって感じでグッとスマート。ニューバランスらしいグレーはこっちな気がします!

調べてみるとオールグレーの方はカラーコードがR0(アールゼロ)。billey’sはRC(アールシー)なので別物ですね。

同じ発売日(6/5)だったので混乱しましたが別物であれば、RCの方の購入を頑張ってみようかな。無事買えればいいのですが・・・。

追記

RCを狙ってたんですが、10分足らずで27センチ以上は完売・・・。ネイビーやベージュは残っているので、グレー人気の高さを痛感しました。

https://shop.newbalance.jp/shop/g/gML2002RC

ちなみにR0の方はニューバランス各店舗(※)、RCはBilley’sとニューバランス各店舗(※)らしいです。

※オンラインストアのほか、ニューバランス札幌、原宿、銀座、六本木19:06、名古屋、大阪、京都藤井大丸、福岡。その他ニューバランス取り扱いの一部店舗

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ユニクロのキャンバススニーカーはジェネリックオールスターになり得るか?

先日のジェネリックリバースウィーブに引き続き2020ssの「コットンキャンバスレースアップスニーカー」を買いました。

3/4まで1990(税込2189)円の限定価格、さらにpaypayで支払うと10%のポイント還元で実質1971円で購入できました。3/1以降のd払いだと20%バックらしいのでもっと安く(1751円)買えますね。僕はこれ以上決済アプリを増やしたくないので避けましたが。

コンバースオールスターにそっくり?!

2019awのコットンキャンバススニーカー

トゥのラバーやシューレースホールの切り替えなど、19awのキャンバススニーカーではスペルガやスプリングコートに近いデザインでしたが、今季は開き直ったかのようにオールスターに寄せています。

特にラバーのトゥキャップが三日月から半月へと変更された点が特徴ですね。

第一印象は”丈夫そう”!

バルカナイズド製法で取り付けられたソールにコンバースやvansでみられる補強テープのラインはありません。白は真っ白、黒は真っ黒。補強テープにはラインの代わりにハニカム構造の模様が入っています。

vansのproモデルに使われているDURACAPと比べるほどではありませんがかなりしっかりしています。フラットなアウトソールでスケボーもしやすそう。オーリーなんかすればすぐに穴が空くと思いますが。

ユニクロらしい(?)気配り

スニーカー好き以外はあまり気にしないポイントだと思いますが、カップインソールを採用しています。最近のオールスターも100周年モデルなど取り入れているモノもありますが、通常はフラットな中敷が貼り付けられています。

厚手でクッション性もそれなり

しっかりと厚みのあるものが使われており、くぼみは蒸れを逃すためのデザインだそう。

真上からだとロゴが見えない
ずれるとチラ見え

それよりもユニクロのロゴが真上からは見えないところがニクいと思いました。手に取ると見えるけど、玄関の置かれてるだけじゃ見えない絶妙な配置ですね。

機能性をあえて主張しない

ステッチなし!

またオールスターにはない点として履き口のパッドがあります。vansのオーセンティックにはなくてERAにあるもの、履き口のパッドです。

vansのオールドスクールはモッコリふっくら!

今回のモデルはステッチが省かれておりいかにもパッドが入ってます、というデザインにはなっていません。すっきりとした印象にまとめています。

気になる点は?

若干すべりそう……

awモデルではスタンスミスのように凹凸のある粒々アウトソールでしたが、今回はデッキシューズ風のフラットなもの。

19awのつぶ高ガムソールも試してみたい

屈曲性を高めるスリットと滑り防止のディンプルが施されていますがどこまで機能するのか少し疑問です。

サイズ感は?

カンボジア製です

NIKEやNew Balanceでは28cmか28.5cmを選ぶのですが、今回は28cmでも大きく、27.5cmをチョイス。27cmも履けなくはなかったのですが少し窮屈だったので大きめを選びました。

最後に……

かなりオールスターに寄せてきてる今作、ジェネリックオールスターと言えると思うのですが、コンバースのオールスターも3000円台で買えることを考えるとちょっと悩ましいですね。

今回のように期間限定&ポイントバックなどを使って安く手に入れる分にはアリだと思います。

あと素足で履きたい場合にもいいかもですね。この値段であれば臭くなっても買い替えればいいと開き直れますし。今後同じモデルが発売されるか微妙な点が気がかりですが。

あとは補強テープのラインが気になる、ハトメのシルバーが気になる、など本家との違いで選ぶというのも手ですね。

1のスリッポンがvansっぽい!

まだ発売されていないようですが、「Life Wear magazine」に掲載されていたスリッポンもかなりvansっぽいので注目しています。

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マニアも満足!こだわりのディテールを持つユニクロUのクルーネックスウェットシャツ

ユニクロには”元ネタ”が想起できるアイテムがいくつかあります。秋冬に販売されたファーリーフリースのプルオーバーなんかがそうですね(フリース自体がパタゴニアを模したモノと言えますが)。

と言うわけでユニクロUのスウェットはチャンピオンのリバースウィーブと比べてどうなの?ってところを見ていきたいと思います。

ワイドフィットスウェットシャツ 3289円

ユニクロUのスウェットをここ3年くらい買い続けてるんですが、去年から秋冬ではクルーネックの展開がなくパーカーのみ。春夏にクルーネックとパーカーが並ぶようになりました。春夏でスウェットということもあり、早めに売り切れてしまうカラーもあったりして、僕もしっかりと買いそびれてしまいました。

去年ブラックを買ったから今年はカーキを、と思ってたんですが気づけば大きめサイズは完売。店頭にも残ってないし、メルカリではプレ値で取り引きされています。残念。

裏地はパイル

というわけで去年と同じ黒のLを買いました。同じものなら買う必要がないのでは?と僕も思ったわけですが、今年のクルーネックスウェットはモデルチェンジが施されています。

クルーネックに限らずパーカーもそうですが、ユニクロUのスウェットは脇にリブをあしらった作りになっています。チャンピオンのリバースウィーブと同じディテールですね。縦方向の縮みを軽減するため、本来縦に使われる生地を横に使うことからREVERSE(反対方向)WEAVE(織り)と名付けられたモノです。

脇リブと裾リブ

生地を縦方向の生地を横にすることで縮みは軽減されるのですが、伸縮性に難が出てしまうので脇にリブをほどこして着心地をよくした、というChampion社が誇る特許です。生地の向きよりもリブの方が目立つので、僕はしばらくサイドにリブがあることをリバースウィーブだと言うんだと勘違いしてました。

ユニクロUも2018年のクルーネックスウェットまではオーソドックスなシルエットだったんですが、2019年からトレンドを意識したワイドシルエットに変更されています。2020年も同様に商品名も「ワイドフィットスウェットシャツ」となり、トレンド感のあるルーズな着こなしに対応するシルエットになっていますね。実際オンラインストアの商品レビューを見ても女性の方のコメントが多く見られます。パープルなんてカラーが販売されていることを見ても、メンズカテゴリですがユニセックスとして開発されたんだろうなって思います。

パープルの着用モデルは女性。最近はメンズアイテムでも女性モデルの着用写真が多いですね

そんなトレンド感満載のスウェットシャツにマニア好みのディテールが採用されている、そんなギャップが面白かったので似たようなものを買い足してしまいました。

ネックラインから脇にかけてS字の切り替えになっているのが特徴

2019年モデルではよくあるセットインスリーブだったのですが、2020年モデルにはフリーダムスリーブという少し珍しい製法が採用されています。チャンピオンの古着に見られる作りですが、1940~50年代に流行ったそうです。その後、生産効率が悪く廃れることになったわけですが、まさかユニクロが採用するとは思いませんでした。

肩を上から見たところ

僕はマニアでもコレクターでもないので、フリーダムスリーブは知識としては知っていましたが実物を手にしたことはありません。着用してみてもセットインスリーブと違いがあるかと言われると微妙…。そもそもワイドシルエットなのでそこまで生地が突っ張るなんてことがありませんし。

とは言えWAREHOUSEやTWO MOONといったアメカジブランドが出しているフリーダムスリーブのスウェットは1万円オーバーが当たり前。3000円程度で試せるのはユニクロならではですね。インラインのスウェットシャツよりも生地がしっかりしていて好みです。

重ねてみるとこんな感じ

次シーズンではもう少し着やすいカラーバリエーションが展開されると助かります。ベージュは肌着っぽいしパープルは少しフェミニン過ぎる、オレンジも悪くないけど馴染みのない色味だから敬遠したい……消去法で濃いグレーに近いカーキが早々にサイズ欠けしたのもわかるラインナップです。

スウェットシャツ 2189円

インラインのスウェットは首元にV字のガゼットを取り入れているのにユニクロUでは省いていたり、ディテールの取捨選択が面白いですね。この辺はユニクロUのジーンズも面白かったので、今度書きます。

あとユニクロUの”ジェネリックチャンピオン”といえば無地teeなのでそれも今度書きます。

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