クラークスのワラビーといえばウータンクラン。b-boy以外の方は「え?」ってなると思いますが、ウータンクランは自分たちのロゴを入れた別注モデルを出すほどのワラビーマニア。
クラークス別注以外にもワラビーっぽいスニーカーを出してたこともあります。
ゴーストフェイスキラの「wallabee champ」や「blue&cream」レイクウォンの「glaciers of ice」のlirycsにクラークスが出てきます。
ただワラビーもオフィスカジュアルとストリートのエッセンスを兼ね備えた数少ないアイテムだということは周知の事実。
ハイカットのブーツかローカットか選べて、素材もスムースレザーかヌバック、ブラックのほかタンとバリエーションがあります。
最近はゴアテックスとvibramソールを採用したハードコアなモデルもラインナップに加わりました。
きっかけはbeamsの別注だったと思うのですが、普通にインラインで売られてますね。
個人的にはゴアテックスよりもvibramソールに注目したいところ。黒と白でだいぶ印象が変わりますが、革靴としてコーディネイトに取り入れるならブラックにしておきましょう。
オリジナルのクレープソールは柔らかいゴムを使っていてソフトな履き心地がメリットなんですが、砂利が食い込んだり、夏場はベタついたりとあまりいい印象がありません。
僕も黒のブーツモデルで通勤していましたが、ソールの張り替えを真剣に検討していました。
ちょうどその頃、現れたのがbeams別注のワラビー GTX。欲しかったんですが、一応ワラビー自体は持っているので新たに3万円を払うかというと・・・。
Supremeもやってる
https://hypebeast.com/jp/2019/10/supreme-clarks-wallabees-gore-tex-fall-2019
2019のAWですが、supremeとクラークスのコラボでもGORE-TEXとvibramのコンビが採用されていました。カモフラやパープルなど目を引くカラーリングのほか、ベージュとブラックもラインナップ。
このソールの品番がわからないですが、ブラックはかなりかっこいいと思います。ただ今からセカンドマーケットで買うくらいなら・・・って感じでしょうか。
もう一つの定番
クラークスといえば他にもデザートブーツという定番があります。
こちらもクレープソールを履いた通常モデルの他に、ゴアテックスを搭載したGTXモデルがいつの間にかラインナップに加わっています。
こちらはvibramソールじゃないみたいですが、オリジナルモデルのシルエットを生かしたデザインになっています。
2019、20とBEAMSもワラビーではなくデザートブーツをコラボモデルに選んでいるようで、デザートロックという名前のタンクソールを合わせたモデルを復刻しています。
デザートロックも無骨でかっこいいのですが、ソールの薄いインラインの方がビジカジには合わせやすいかもしれないですね。
ソールの張り替えもあり
ちなみに僕が聞いた時は12000円くらいでした。ワラビーはアッパーに直接ソールが縫い付けられてる作りらしく、張り替えのためにミッドソールを挟む加工が必要で、ミッドソールの素材(ゴムorレザー)で値段が変わってくるとのこと。
前述のワラビーGTXにはvibramのクリスティソールと呼ばれるモデルが採用されています。チャーリーブラウンの洋服の柄みたいなギザギザのパターンが特徴。
アイリッシュセッターに付いてるクリーム色のあれ、といえば伝わるでしょうか。もちろんクリーム色以外にもブラックがあります。
個人的には軽量かつ適度な厚さがある2021なんかも似合うんじゃないかと思います。いずれ挑戦してみたいカスタムですね。