ゴールドウインはノースフェイスが好調ということで売り上げや株価も上がってます。
ラインナップを見てみるとリュックやコート、インナーダウンなど通勤に使えるシックなデザインも豊富。僕は去年買ったマウンテンジャケットを通勤に使っているのですが、朝も帰りもたくさんの”仲間”とすれ違います。
余談ですけど、ノースフェイスとニューバランスに関してよく「被らない?」って言われます。NIKEなんかだと言われないんですけどね。
被りたくないって心理は僕にもあるので気持ちはわかります。その辺を意識してるのか、今では様々なアウトドアブランドがタウンユースにフォーカスを合わせたラインナップを増やしています。
ノースフェイスのパープルレーベルやsupremeとのコラボをお手本にしているのか、コラボで新たな一面を引き出す手法も見受けられるのが面白いところ。
先日arc’teryxがPALACEとのコラボを発表しました。ロンドンのスケートブランド、パレスはadidasやラルフローレンなど、スポーツから非ストリート系のブランドとコラボを重ねてきました。
今までコラボに積極的じゃなかったアークテリクスが手を組んだということで注目度も高いみたいですね。
アークテリクスはジルサンダーのセカンドライン、ジルサンダー+とのコラボも発表しています。
国内ではmagic stickとwild thingsのコラボが記憶に残ってます。チェスターコート、テーラードジャケット、ワイドクロップドパンツとドレス寄りなアイテムが並びました。ビジカジという枠ではオススメするのは難しいですが、トレンドのワイドシルエットがかなりかっこいいです。
name.とmarmotはギミック満載のフーデッドコートを展開。前立ての両サイドに配された止水ファスナーを開くとバッグのような収納を備えています。
こういったコラボは賛否が分かれますが、個人的には歓迎しています。
以前、倉石一樹氏がアディダスとコラボしたときのインタビューで語っていたのですが、大手メーカーと手を組むことでゴアテックスなどの素材を安く使えると語っていました。
そういったアウトドアブランドが持つノウハウと、街でも着やすいデザインがミックスされれば、物欲を満たすアイテムとの出会いも増えるんじゃないでしょうか。
タグやウンチク、ストーリーなんかは削ぎ落とした方がスマートだとわかっているんですが、それだと食指が動かないし着ていて満足できない、悲しい生き物なんです、僕は・・・。